1970年代後半、立花自動車用品のCUSTOM GT-750というフルフェイスが誕生した。
1960年代後半から、アメリカのサーキットではフルフェイスが主流となり、その波が日本へも来ていた。その後立花自動車用品は(株)立花へ社名変更、GT-750も幾度かの仕様変更を経てたくさんのライダーに愛され続けた。
2017年に(株)立花は廃業したが、その後も当時のモデルを探し求めているファンが多く存在していた。
DIN MARKETは立花の廃業後、2018年からSHM®ブランドなどを継承し、改良を加えながら開発・生産を続けてきた。GT-750についても早い段階から開発に着手していたものの、様々な課題や壁にぶつかり難航していた。しかしこの度ようやく製品化することが叶い、満を持して往年の銘品であるGT-750 の発売を開始することが決定。
今回発売するGT-750はベースとなっているのは当時の物だが、【復刻版】ではなくリニューアルされた、言わば【新生GT-750】となる。
当時のGT-750と全く同じ形状・仕様では現行のPSC/SG規格をクリアできないため、当時の形状・仕様を可能な限り残しつつ、安全面については進化を遂げている。
原型は一から作り、使用するパーツは細かいパーツも日本製。DIN MARKETが最も拘る国内手作業生産にて作ったパーツを用い、職人がひとつひとつ丁寧に組み込みを行う。
にクラフトマンスピリットを注ぎ込んだメイドインジャパンヘルメット。単なる復刻版でもなく、レトロでもなく、ノスタルジックでもない。今の時代に合った、今もてる技術を駆使した新たな、リアルなGT-750として、あらゆるスタイルのライダーに伝えて、その良さを感じてもらいたい。
ヘルメットの材質はFRP。高硬度なFRPは耐衝撃性が高く、安全性にも長けている。
ヘルメットカラーは王道とも呼べるホワイト、ブラック、アイボリーの3色。サイズは幅広く対応できるようM・L・XLと3サイズ展開。
視界部分の高さはセンターで約80㎜。ライディングに支障がない範囲を保ちつつ、見た目の良さを重視している。シールド面とスナップボタンには当時と同じ書体で同じ文字で刻印が入る。
内装については現代の需要に合わせ、インカムのスピーカーのスペースを確保。内装の凹み部分へ内蔵が可能で、スピーカーサイズはほとんどのインカムに対応。
顎を絞めるストラップカバーには本革を使用。
ヘッドデカール・リアデカールは、当時使用されていた版型が奇跡的に残っていたため、当時とまったく同じものが使用されている。
※当時の立花製GT-750から改良を加えている為、こちらの製品に使用されているシールド・ビス類については立花製GT-750に適合しませんのでご注意下さい。
≪カラー≫
WHITE
BLACK
IVORY
≪サイズ≫
M(57cm~58cm)/L(59cm~60cm)/XL(61cm~62cm)
≪安全基準≫
SG規格(排気量無制限)